日記 その他 まとめ 自然栽培について

その他

23.07.11 自然栽培について

最近、自分の農業について気付いた事などあって、自己流自然栽培が脱皮の時期を迎えている感がある。

これまでは、先ず第1に「微生物」さえ意識していれば、自然の摂理が味方して、全てが上手く行くかの様な考えでいた。今に思えば、自然がそんなに都合よくよく出来ている訳が無い。

今の主流の農業だって、現実に起きてる現象をどう好転させるか苦労して来た歴史な訳だから、現代の慣行農業から大きく外れはしないだろうと思いが至った。そこで、自分に何が足りないのかを見つめ直し、植物についての知識に不足を感じ、少し基礎を学ぼうと考えた。

そんな訳で、最近、気にかかる所があり、ここのところ堆肥に興味が出て、本を何冊か読んでいるところ。この知識を、畑にて実践し野菜の味が良くなれば、自分にもお客さんにもいい事だし、これから就農して美味しい野菜を提供したいと考えている方々にも役立つだろうと期待している。

23.07.29 自然栽培について2

ここ数日、ジャガイモの収穫という苦役があって、畑で歯を食いしばって何とか堪え、そしていよいよ乗り切ったところ。

今年から始めた稲作が、思いの外手こずって、畑の作業を遅らせたが、それでも、ジャガイモの収穫が終わると一息着いた気にさせる。

今年のナスやピーマン、きゅうりやミニトマト、果は収穫の終わったジャガイモのどれもが、どうにも成育が悪い。しかし、悪いながら気付きもあって、何と無く、自然栽培の理解が1段深くなった様な気はする。

結局、無肥料と言えど断食農法では無いのだし、化学的にどういう仕組みで成り立っているのかがメインのテーマである事に変わりはない。

学者さんからしたら、その仕組みを「菌」の働きに求めるのは良くわかるけど、生産者の立場からは「菌」より「腐植」の方が、実際の作業を通して考えた時に現実味があると気付いた。

収入が足りないがために、服も買えない状況から、やっと抜け出せると僅かながら希望が見えた。…気はする。

今年、免許の更新と車検が重なり支出が多い年だけど、この辺を何とか整えれば、一気に生活は楽になるだろうと考えている。

再びかからなくなったトラクターのエンジンも、バッテリーの充電で解決してくれれば、今日味わったガッカリ感も人生のいいスパイスとなるだろう。

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