私なりの自然栽培手法(保肥力 仕組み編)

栽培方法

CECの補給

私の住んでる阿見町の土壌は、バリバリの関東ローム層です。火山灰土壌なので、CECはありません。ですのでCECの補給は必須で、これが出来ていなかったがために、9年間の迷走に陥ってしまったのだと思います。

さて、CECの無い火山灰土壌に保肥力を付ける方法ですが、どうすれば保肥力を上げることが出来るでしょう?

CECが0の火山灰土壌に保肥力を付けるためには、腐植が必要になります。

腐植

それでは腐植についてですが、腐植とは黒土の黒い成分で、有機物が分解され鉱物などと結合した物だそうです。

分解の初期から作り出される様ですが、早い段階で作られた物は早く分解してしまい、長く保肥力を保つ事が出来ないとの事です。出来れば長く保肥力を保って欲しいので、微生物による分解の後期にまで残る、リグニンが腐植化した物を使いたいのです。

リグニン

リグニンとは、植物の木質の成分だそうで、私の理解ではC/N比の高い物に多く含まれていると思っています。(私の思い込みかも知れません)

例えば、イネ科の資材ではC/N比が70〜130位あり、剪定クズだと60位、木の皮で150、竹で220、おがくずで800位だとの事です。

C/N比の高い物は分解がしづらいので、そのまま畑にすき込むのは良くありません。

初期分解中に、植物の成長に有害ガスが出るそうです。ですので、初期分解のため、夏で最低1ヶ月位は別の場所で堆積してから、圃場にすき込むといいのかなと考えます。冬は、もっと時間がかかるでしょう。

*堆肥の積み上がった場所などで、黒い汁が流れ出ているのを見た事がある方もおられると思います。あれが「腐植」だと言っているの動画を見た事があります。

分解の過程として3期あり、それぞれの期間が、初期分解にひと月、中期に2〜3ヶ月、後期に半年〜数年(C/N比が高いと長くなる)掛かるとのことです。

目安として、剪定クズが分解するまで半年掛かるそうです。

これらの事は、慣行農法や有機農法では常識らしく、探せば普通に知り得ます。

詳しく知りたい方は、堆肥作りの本などを、何冊か読まれる事をオススメします。図解してくれている物などがあって、分かりやすく勉強になります。

私の農業における迷走は、畑に生えた草を圃場外に持ち出した事が原因と思われます。

成長を阻害するガスが出るのを嫌ったからで、そのガスが、微生物による分解の初期に発生する事を、知らなかった事に起因します。

今に思えば、次の作付けまで期間が取れるなら、そのまま機械ですき込んでも良かったのかなと思います。

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