ピーマンに倣って、ナスも作型とまでは行かず、今年のまとめとしてしかお話出来ません。
成績が良くなかったからです。
それでは、作業の流れをお話し致します。
3月15日播種
ナスの種をプラグトレー2枚に撒きました。
用土は、畑の土に草堆肥を混ぜた物を熱処理して、雑草の種を減らした物を使いました。
3月31日発芽
種播きから2週間程掛かって発芽しました。この間ビニールハウスで保温し、温床は使いませんでした。
4月15日鉢上げ
ある程度大きく成長した苗を、90mmのポットへ植え替えました。
この頃になると、温度が上がって成長が比較的早くなった様に感じました。
成長のグラデーションがあったので、24日まで何度かに分けて作業を進めました。
先に植え替えた苗は、ズンズン成長して行きます。成長が揃わないので、少し焦りました。
5月4日床作り
畝立ててビニールマルチ張りました。トラクターで耕運して機械を使って畝を立てましたが、ビニールマルチは中腰になりながら手で引っ張りました。
5月10日定植
マルチに80cm間隔で穴を開けて定植します。穴開けには、60mmのマルチカッターを使いました。やはり、成長のグラデーションの都合6月6日まで定植をしました。
途中、5月16日に、ナスの畝にビニールトンネルを掛けました。
6月20日誘引
ビニールトンネルを外し、支柱を立てて苗を誘引しました。マルチの穴の草を取り、苗の下葉をかいて支柱に紐で括ります。紐は、支柱と苗の間で交差する様にします。上から見た時に8の字になる要領です。
この日は、仕事が進んで、通路のカルチもこなせました。管理機での作業で、浅く通路を耕運しました。この手間で草の勢いを抑えます。
6月25日防草シート張り
通路に防草シートを張りました。
夏の雑草はとても強いので、何かしら防除の必要があります。私の畑は水道が無いので、水事情はシビアで、雑草が光合成で使う分を減らしたくありません。ですので、雑草防除は重大事です。
防草シートとマルチの間から、はみ出た草の処理も丁寧にしました。
6月26日棚立て
枝を吊るための棚を作りました。
トマト用のアーチを組んで、上部に2本ビニールハウス用の直管パイプを流します。中間に細目のプラロープを張って、誘引用の紐を一旦そのプラロープまで引っ張り、枝を広げて上のパイプへくくり付ける様なイメージの仕様にします。なるべく、葉に光が当たるようになるのを狙います。
棚は計3機、資材を買い足しながら、数日かけても作業でした。
次は、資材の心配も無く、1度に作業出来るだろうと思います。
気持ちは楽です。
6月28日仕立て
ナスを棚に吊りました。主枝と、1番花の下とその下の枝を伸ばして、3本仕立てにします。ついでに、防草シートからはみ出た草を、ハサミで切りながらひと列ごとに進めていきました。
やはり、成長具合を見ながら、何日かに分けての作業になりました。
7月3日初収穫
いよいよ初収穫です。
初収穫は、収量は多くありませんがとても嬉しいです。フレッシュ&グリーンの袋に詰めて出荷しました。
そして、この日から食卓は、収穫が終わるまで毎日ナスでした。
まとめ
今年の栽培の様子ですが、とにかく葉が保たなかった様に感じました。
直ぐに色が抜けて、全体の生育が良くありませんでした。
栄養失調なのかと思いました。
土作りが出来ていない感じです。
ただ、虫は、去年より少なかった様でした。
良かった点としては、紐で固定されるためかさぶたの付いた実が少ない事です。
来年に向けて
やはり、土作りです。
有機物の投入をやって行きたいと思います。
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