日記 まとめ 秋ジャガイモ培土以降

農作業

23.10.24 ジャガイモの培土

稲を諦めて、ジャガイモに戻って来た。

発芽状況がよく無かったので、今年はダメかと思っていたけど、何とか持ち直してくれるかも知れない。

草丈が20cmを超えて来たので、培土する事にした。機械は、マメトラの2輪に培土器をつけたモノ。

以前は、1輪の管理機にロータリーと培土器を付けて行っていたが、やはり1輪だと車輪が空回りして前進してくれなかった。ロータリーを順転で回してアシストしていたが、それでも弱く、作業自体が重労働だった。

しかし、2輪は前進する力が強く、少し車輪を空回りさせながら培土器に土を溜めても進んでくれる。作業の要点はハンドリングと、培土器に土を溜めるために進み過ぎない様に抑える事位。後は、狭い足場を着いて行くだけ。

30m×20本、2時間かけて600mの散歩をする感覚で、こんな感じに作業終了。

発芽が早かった株は花が咲いている。

例年だと今頃全体が花の盛りで、2度目の土寄せのタイミング。

発芽が遅れたのは、今年の夏が暑くて長引いたせいだと思う。来年はエルニーニョとラニーニャに注意して、今年の様な気候なら、早めの培土で地温のコントロールをしてみようと思う。

23.11.06のジャガイモ畑の様子

培土後のジャガイモの様子。

発芽が遅れたため、全体的に生育は良くないが、発芽が順調だった所は、今までの同じ時期より育ちがいい。

花が終わって実が付き、イモも肥大化してると思う。

しかし、この畑は場所よって生育がバラつく。

比較的にいい所と悪い所があって、ずっと理由が分からなかった。

この2枚は、同じ日に種を植えた同じ畑の同じ日の写真。

こんなに差がある。

この事でずっと悩んでいたが、ここ1年の勉強で思い当たったのが、保肥力が無いためにミネラル不足が起きているという事。

夏に撮った写真にも、元気のない雑草が写っていた。

この2枚も同じ日の同じ畑。

草丈の低い所は、葉の色も抜けていて黄色くなっている。

雑草ですらこの違い。

これらの稲科の草をすき込んだ事で、CECが上がり例年より生育のいい所が出て、すき込んでから種植えの期間が短かったから発芽が遅れたのかも知れない。

まだまだこれからなんて株もある。

発芽に関しては、青草のすき込みで生育を妨げるガスが出たのか、残暑が厳し過ぎたのか、種の休眠が解けなかったのかのどれかだろうと思う。

CECが足りてないのは、生える雑草からも塩基飽和度が低いのが分かる。

何にしても、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを周年出荷したいと考えている自分としては、とても大きな課題だ。

23.11.16のジャガイモ畑の様子

霜が降りた。

発芽が遅れたので生育が足りてない状態での事で、少しガッカリした。

被害ヶ所は、弱い頂芽付近。見事に焼けた。

これで都合良く頂芽優勢が抑えられイモが太ってくれるといいけど、20〜21日も最低気温が下がるらしい。

曇って放射冷却が起きなければいいけど、どうなる事か。

全体的に生育が進まなかったし、運任せモード突入かな。

23.11.22 ジャガイモ試し掘り

一言で言えば失敗。とても残念だけども。

霜でやられたので、今期のジャガイモは終了。

やはり発芽が遅れたので生育期間が足りなかった。

試し堀りをしてみたけど、全然育ってない。

生育が比較的順調だった物も、この程度にしかなってない。

試し堀り20株でもたったこれだけ。

発芽の遅れは、暑さのせいかと思っていたけど、もしかしたら休眠が済んでなかったのかも知れない。

休眠打破に、種芋のへそ部分を切る、もしくは傷を付けるという方法があると聞いた事があるが、種芋を切らずに丸のまま植える秋作には、そのひと手間が必要だったのかなと思う。

お金を稼ぐために、色々な品目に手を出して時間ばかり取られ、結果的にまともな収穫に辿り着けない。

結果の悪さから、モチベーションが下がって働けなくなる。

どうも、悪循環に陥っている様だ。

とにかく、地上部が枯れたら機械で収穫しよう。

気持ち切り替えて、種だけでも取れれば良しとするか。

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