私なりの自然栽培手法(保肥力 実践編)

栽培方法

私のブログ記事、保肥力の考え方編と仕組み編を踏まえて、私が圃場でどんな取り組みを始めたか、お話しして行きます。

令和6年から借りる新しい畑があります。

そこで、これらを踏まえた自然栽培に取り組もうと、今現在令和5年から各作業を進めています。

それは、麦を緑肥にし、短期中期の腐植補充とミネラルの補充、竹のチップで長期の腐植を補う作戦です。

以降、保肥力の高い圃場で、雑草マルチなどをしながら更にCECとミネラルを継ぎ足して、より栽培に適した土作りを目指す目的で、実際に借りる前の今年、0年目の作業は、先ず、夏に雑草のすき込みをしました。

これは、6月末から9月まで約ひと月置きに3度行いました。

充分に有機物を入れられたと思います。

その様子は、過去の日記カテゴリー「農作業」の中からご覧いただけます。

次に、麦を緑肥に使う件についてですが、圃場に直接麦を撒きました。途中まで土手草を細かくして、圃場全体に敷き詰めようかとも考えていましたが、ソルゴーを緑肥に使っているよその畑を見て緑肥へ切り替えた次第です。緑肥の使い方に関して勉強をしていないので、後で問題が出る可能性はあります。緑肥自体も慣行農法や有機農法では常識でしょうから、学ぶべき資料はたくさんあるでしょう。実践には、そちらも要確認でしょう。

麦撒きの様子も、過去の日記がありますので、良かったらご覧下さい。

最後は、竹チップ撒きですが、竹チップはC/N比が高く微生物による分解が遅いので、チップを山に積んで圃場の外で分解を進めてから撒きました。

慣行や有機では、完熟堆肥を畑に施しますが、私の畑では直ぐにすき込みはせず畑の地面にしばらく放置します。

これも、私としては挑戦です。

実際の作業に関しては、こちらも日記にありますので、具体的な方法が掴めるかと思います。

この部分は、慣行や有機でもやっていない事だと思います。

自然農の雑草マルチや、炭素循環農法などでは似たような事が為されているのかなと捉えています。

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